『ぼくの羊をさがして』を読みました。
主人公は牧羊犬のボーダーコリー。
ボブさんの牧場でお父さんたちと羊を追うことに誇りと生きがいを感じてた。
ところが、そんな幸せも長くは続かなかった。
牧場経営がうまくいかず、ボブさんはたくさんの牧羊犬を手放さなければならなくなったのだ。
ボーダーコリーのぼうやも当然ペットショップにうられてしまう。
だけど彼は夢を諦めなかった。
絶対また、ボブさんと、ボブさんの牧場で羊を追って暮らすんだ。
小さな女の子のペットにもなった。
サーカスで殴られながら芸をしなければならない時もあった。
大好きなおじいさんと少しの間だけ旅をしたこともあった。
だけど彼ののぞむ羊はどこにもいない。
哀しくて、ときにはくじけそうにもなったりした。
ほんとはもうボブさんと一緒に働くことなんかありえないこともわかっていた。
だけど、いつだって彼の中には
彼が夢見る羊がいた。
新しい羊。生きていくための希望の羊。
かわいい洋服を着て寝そべってるだけなんていやだ。
二本足で歩いて拍手をもらうなんて、そんなのはぼくじゃない。
ぼくにはぼくの、ぼくにしか出来ない仕事がある。
彼の旅は人生の旅に似ている。
だけどそれが本当にわかるのは最後まで読んだときなのだ。
杜は最後になってやっと、彼がずっと探していた羊を見つけることができました。
羊って、シープだけのことじゃなかったのね!
いやーびっくりしましたぜ。
この物語は犬の一人称で、なにぶん子犬なので言葉もちょっと幼いけど、
杜は最後、不覚にもウルっときました。
まあ機会があったら騙されたと思って読んみてくださいな。
自分探しの旅みたいなものですね。