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『バディ−たいせつな相棒−』はニュージーランド・ポスト児童書賞を受賞した作品だ。

主人公はスポーツ大好き元気少年・ジョシュ。明るくて友達も多く、それなりにおしゃれにも気を使ってみたり、気になる女の子がいたり、なかなか追い抜けないライバルがいたり、学校生活はとても充実している。

だけどプライベートではパパの恋人とはウマが合わないし、彼女がつくるご飯も好きになれない。壁紙もカーテンも彼女の趣味まるだしだしパパは彼女の言いなりだし。まるで自分の家じゃないみたい。
だが彼の家庭の悩みはそれだけじゃない。

本当に苦しいとき、人はなかなかそれを言葉にすることができない。
ジョシュもまた誰にも言えない悩みに度々押しつぶされそうになりながら、それでも大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせ、心の小箱にそれを押し込め、考えないフリをする。
だけど不自然に隠したそれは、出口を求め、時に悪夢となって吹き出してくる。
そしてある夜、その悪夢に責め立てられ叫びながら、心配そうにきつく抱き締める父親の腕の中で目覚めた彼は思うのだ。

乗り越えたいと。

この胸の痛みから。

逃げたくないと。


青春です〜p(>▽<)qヒューマンですぅ!


さわやかで真っ直ぐで、純粋で。頑張れ!って思わず手に汗かいちゃったわいな。

中高生向けの本ですが、賞取った訳本はあんまハズレないので、気になる人は読んでみて〜(・∀・)ノ

悪夢の正体とは。そしてパパと彼女の未来は!

ほんとはそこはあんま重要じゃない気もするけど…メイン隠して説明するのって難し!
『P.S.アイラヴユー』を読んだ。

最愛の夫ジェリーの死からなかなか立ち直れないホリー。

トモダチも家族も心配して、毎日のように電話をくれたり、会いに来たり。
だけど、嬉しいと思うのは一時だけ。
彼らが去ればまた哀しみが心を支配して、何もする気が起きない。
ただ生きている。それだけ。

泣き暮らすホリーのもとに、死んだはずの夫から手紙が届いたのはそんなときだ。

月に一通ずつ開けるようにと用意された手紙は、
ホリーが一人でも生きていけるようにと、
ありったけの愛と思いやり、ほんのちょっとのジョーク、優しい温かさであふれていた。

死にゆく人がどうしてこんなにも誰かを思いやることができるのだろう。

自分が死ぬことよりも、一人残されるホリーのことだけを想ったジェリー。

彼の愛はホリーを叱咤し激励し、未来へと歩く喜びに、なんとしてもホリーを押し出そうとしていた。


作者はアイルランドの首相の娘だとか。
素朴でおちゃめでハチャメチャなホリーとその仲間たちを見ると、とてもそんなお嬢さんが書いたとは思えない。


とはいえ今回の処女作、ラストはなんとなく尻切れで「なんじゃこりゃぁ!」と本を投げたくなったけど、
そこは解説で林真理子がもっと上手に唇を尖らせて(?)くれているので割愛。

ジェリーとホリーの物語も良かったが、
個人的にはホリーの家族のが目が離せなかった。

ホリーも夫に死なれてつらいかもしれないけれど
彼女を励まし、笑顔を向けるみんなだって、いろいろ悩みながら前に進んでる。

そういう意味では杜は最終的にケチョンケチョンにされちゃったリチャードが一番スキかも。
(ちなみにリチャードはホリーの兄貴)

映画にもなってるので気になった人は見てみてくだされ(^_^)

老人と宇宙(そら)


グロテスクでげんなりした。
でも、生きるってこういうことなのかなと考えさせられる一冊だった。
つまり、虚無に生きる者は何度生きてみてもその生に意味を持たせることも、
価値ある一生にすることもできないのかなってこと。

ここでは生がリアルで、生きぬくことだけが目的。実にシンプルな物語だ。

地球では75歳をすぎたものは、
地球という故郷に骨をうずめるか、
宇宙という新しい大地で、新しい命・若く美しい体を手に入れるかを選ぶことができる。

モチロン無料ではない。

科学の結晶である逞しく強靭な肉体は、
宇宙という空間で何千何万という未知の種族と戦い、侵略し、あるいは防衛という形で
人類を守りスペースコロニー(植民地)を拡大していくことに使うことが条件だ。

つまり、スーパーボディは宇宙での兵役に支給される備品みたいなもの。

人を食らうエイリアン、虐殺だけが目的の種族、etc、etc…。
移民である人類は常に未知の暴力と隣合わせだ。
守れなければ他の種族がそのコロニーを奪うだけ。
あるいは武器を持たぬ善良な移民が解体されて缶詰めにされるだけ。
人類に選択肢の余地はなかった。
そしてまた死を目前にしたものがそれに飛び付かない理由も。

75歳以上の人間は2つの道を選べた。
地球で死ぬか。
宇宙で死ぬか。

主人公は妻に先立たれ今は独り身のジョン・ペリー。
生きるために誰かを殺すことに悩んだり、死んでいく友を悼んだり、本当にエイリアンとは分かりあえないのかと苦しみながらも生き抜くスーパーおじいちゃん。

1度目の生。
そして殺戮に生き抜く2度目の生。
兵役(最低2年)があけた後約束されるコロニーでの第3の生。

もう一度生きられるなら、人は何を求めるだろう。

杜は贅沢でも華やかでなくてもいいから、
ただ穏やかに日向で幸せを感じられる、そんな一生でありたい。

と、おじいちゃんの怒涛のような胸の悪くなる2度目の生を見ながらつくづくそう思ったのでした。
『ぼくの羊をさがして』を読みました。

主人公は牧羊犬のボーダーコリー。
ボブさんの牧場でお父さんたちと羊を追うことに誇りと生きがいを感じてた。

ところが、そんな幸せも長くは続かなかった。
牧場経営がうまくいかず、ボブさんはたくさんの牧羊犬を手放さなければならなくなったのだ。

ボーダーコリーのぼうやも当然ペットショップにうられてしまう。

だけど彼は夢を諦めなかった。

絶対また、ボブさんと、ボブさんの牧場で羊を追って暮らすんだ。

小さな女の子のペットにもなった。
サーカスで殴られながら芸をしなければならない時もあった。
大好きなおじいさんと少しの間だけ旅をしたこともあった。

だけど彼ののぞむ羊はどこにもいない。

哀しくて、ときにはくじけそうにもなったりした。
ほんとはもうボブさんと一緒に働くことなんかありえないこともわかっていた。

だけど、いつだって彼の中には
彼が夢見る羊がいた。

新しい羊。生きていくための希望の羊。

かわいい洋服を着て寝そべってるだけなんていやだ。
二本足で歩いて拍手をもらうなんて、そんなのはぼくじゃない。
ぼくにはぼくの、ぼくにしか出来ない仕事がある。

彼の旅は人生の旅に似ている。
だけどそれが本当にわかるのは最後まで読んだときなのだ。

杜は最後になってやっと、彼がずっと探していた羊を見つけることができました。
羊って、シープだけのことじゃなかったのね!
いやーびっくりしましたぜ。

この物語は犬の一人称で、なにぶん子犬なので言葉もちょっと幼いけど、
杜は最後、不覚にもウルっときました。

まあ機会があったら騙されたと思って読んみてくださいな。

ちょっと急ぎすぎでしょう。

本の方が面白かった。

てかニコール・キッドマンがふとした拍子にレニー・ゼルウィガーに見える杜。

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